日本弁理士会継続研修/認定外部機関(認定番号09-056)
高岡知的財産グループ(株) “欧州特許実務”
キルバーン・ストロード/ラッゲ&カンパニー知的財産法セミナー「欧州統一特許制度と欧州統一特許裁判所の最新事情。欧州特許訴訟で負けないための戦略とは?」
●開催にあたって:
今年の6月には欧州統一特許裁判所がパリに置かれることが欧州理事会により同意され、欧州統一特許制度の実現に向けて大きな前進がみられました。ヨーロッパの知的財産情報をアップデートし、2014年に導入されると言われている欧州統一特許制度に備える時期が来ていると言えます。そこで今回のセミナーは、イギリスを拠点にヨーロッパで活躍する2つの特許法律事務所が最新かつ最強の情報をお届けします。ヨーロッパにおける知的財産実務に定評のあるKilburn & Strode特許法律事務所と、ヨーロッパの特許訴訟実務に詳しいWragge & Co.特許法律事務所です。最前線で活躍する弁理士が欧州特許の最新動向をご提供すると同時に、最新の判例の解説を交えながら、欧州特許実務における最良の戦略の立て方をアドバイスいたします。また欧州特許庁、欧州各国の裁判手続きにおけるコスト削減方法と問題回避方法についても言及いたします。さらに、欧州特許統一ならびに欧州統一裁判所に関する重要なニュースもお知らせする予定です。
概要:
開催日時: 2012年11月27日(火)14:00~17:00
受講料: 無料(テキスト代込)
会 場: 東京国際フォーラム会議室 ガラス棟G407 地図はこちら
-東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 (最寄駅:有楽町)
定 員: 40名(お申し込みは先着順となります)
言 語: 英語
取得単位: 2.5単位(予定) この研修は、日本弁理士会の継続研修として申請中です。この研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として2.5単位が認められます。
●プログラム:
セッション1 Kilburn & Strode事務所
14:00~14:40
欧州特許出願実務の最新情報
欧州特許庁で成功する異議申し立てと審判請求
欧州特許審決の最新動向
14:40~15:20
欧州特許庁における特許取得要件の最新動向
欧州特許出願の際のコスト削減ストラテジー
欧州統一特許出願手続きについて
15:20~15:40 休 憩 お飲み物をご用意しております
セッション2 Wragge & Co.事務所
15:40~16:20
欧州特許訴訟を管理する欧州特許法とその手続きの概要
管轄裁判所の違いに基づく特許訴訟の戦略、費用、手続の関係について
管轄裁判所を選ぶ際の秘訣
特許権侵害の不法行為
特許侵害差止め
特許権差押さえ命令
16:20~17:00
欧州における複数国の管轄にまたがる特許訴訟の管理
証人と証拠の管理方法
実験
特許合意における独占禁止法の意味
欧州特許訴訟の今後の展望
欧州統一特許
欧州統一特許裁判所
●スピーカー:
●James Miller ジェイムス・ミラー
法務分野:特許実務
専門分野:機械
知財経験:23年
●Nick Bassil ニック・バシル
法務分野:特許出願実務、権利行使、デューデリジェンス
専門分野:ライフサイエンス、化学、製薬、バイオテクノロジー
知財経験:20年
●Luke Kempton, Ph.D. ルーク・ケンプトン
法務分野:特許訴訟実務、製薬会社買収、技術提携及びライセンシング、知的財産権利取得、デューデリジェンス
専門分野:ライフサイエンス、応用生化学、製薬、バイオテクノロジー、工業用酵素
知財経験:18年
●Paul Inman, Bs.C. ポール・インマン
法務分野: 特許訴訟実務
専門分野:ライフサイエンス、製薬、バイオ化学、化学、医療機器
知財経験:17年
●開催事務所:
Kilburn & Strode LLP キルバーン アンド ストロード
キルバーン アンド ストロードは、ロンドンを代表する1906年創設の特許商標事務所です。トップクラスの欧州特許弁理士、英国特許弁理士、商標弁理士が、特許、商標、ドメインネーム、意匠、著作権、パッシングオフ、機密情報等、知的財産に関する全分野を取り扱っています。クライアントの代理として世界各国における知的財産権の取得、権利行使及びライセンシングがキルバーン アンド ストロードの業務の中核をなしています。詳しい情報は http://www.kstrode.co.uk/ をご参照ください。
Wragge & Co. ラッゲ アンド カンパニー
ラッゲ アンド カンパニーはイギリスを拠点に世界中のクライアントに総合的なリーガル・サービスを提供する法律事務所です。 社内弁護士、企業の取締役、投資家、不動産開発者、HRプロフェッショナル、年金受託者及び起業家等、多種多様な依頼者が直面するあらゆる問題解決のサポートをします。総勢125名のパートナー弁護士・弁理士のもと、バーミンガム、廣州、ロンドン、ミュンヘン支店、アブダビ、ドバイ、パリの提携事務所、さらには信頼のおける各国の法律事務所との連携により得られる情報と専門知識を駆使し、多種多様な指示に的確に対応します。世界中の多国籍企業、金融機関、政府機関が名を連ねるFTSEインデックス100社及び250社のアドバイザーでもあります。詳しい情報は http://www.wragge.com/をご参照ください。
注意事項:日本弁理士会の外部機関研修として単位認定をご希望の場合、15分以上の遅刻をした場合には、受講したものと認められません。公共交通機関等の遅延、自己の行為に起因しない理由であっても、受講したものと認められませんので、時間に余裕をもって会場にお越しください。また、中座、早退の場合については、時間にかかわらず、受講したものとみとめられません。