本セミナーでは、EP出願か国別出願にするか出願ルート選択を含む欧州特許出願戦略に役立つ内容を紹介する。まず、2010年4月1日改正の欧州特 許条約(EPC)に伴う明細書の主題整理の要点とコストについて見解を述べる。 更に、最近のドイツ連邦裁判所の判例にみるEP出願と国内(ドイツ)出願 との特許性の判断動向を具体的に分かりやすく説明する。
日 時 2010年 9月27日(月)13:30~16:30
主 催 知創研究所
受講料 無料
定 員 40名
会 場 会場変更しました 秋葉原UDX 会議室 [東京都](最寄駅:秋葉原)
プログラム
1.明細書中の発明をどう整理するか
・分割出願の可能性、単一性の問題
・保護対象の補正
・求められる明確性
2.費用
・出願手数料の比較-EPOとドイツ特許庁
・翻訳料
・国の数
3.特許性判断の動向-EPOとドイツ特許庁
~最近のドイツ連邦裁判所の判例では
EPOの新規性と進歩性の判例に沿う判断が下されている~
※講演は、ゆっくり分かりやすい英語で行います。
配布テキストは、対訳付きです。
質疑応答において、内容によってですが、日本語の質問に日本語か英語で答えることもできると思います。
講 師
タック・イェンス氏
シュトレール・シューベルホップフ特許事務所 パートナー
ドイツ弁理士(2002年)、欧州特許・商標弁理士(2004年)、理学博士、化学士
キール大学で化学学士、ミュンヘン工科大学で理学博士取得、1998年より特許実務に携わり、2003年より現事務所。2005年よりパートナー。欧州特許庁・ドイツ特許庁・ドイツ連邦特許裁判所に対する多国籍企業クライアントのための欧州及びドイツ知的財産権に関する出願手続、異議申し立て及び保護業務を行う。
1998年に、日本で生命工学工業技術研究所(現:産業技術総合研究所)にて博士研究員として従事。
<専門分野>化学全般の発明:主に高分子化学、化学工学、触媒、半導体機器の化学的側面。
シュトレール・シューベルホップフ特許事務所について
1973年に開設、パートナー6名のドイツ・ミュンヘンにある特許事務所。パートナーは全員ドイツと欧州の弁理士で多彩な経歴の技術者。電子、自然科学、IT発明、工学、化学、生化学等幅広い技術分野の異議・審判を含む特許業務に対応。対欧州特許庁・ドイツ特許庁・ドイツ連邦特許裁判所への工業所有権保護のあらゆる業務、出願、無効審判、特許侵害等を扱う。
大半のクライアントが日本企業であり、長年に亘って良い関係を続けている。欧州及びドイツ特許法の実地体験を積むインターンの受け入れも定期的に行っている。
詳しくは下記リンクをクリック
http://www.icpl.co.jp/seminar/20100927s.html