開催にあたって
米国特許制度を揺るがすKSR 事件最高裁判所判決(2007年)が下され、特許出願のプロセキューションが様変わりしました。そこで、本書第3 版では、KSR 事件最高裁判所判決をカバーすると共に、最新の MPEP に合わせて特許要件を全面改訂しました。第3回と第4回は、第3版について「何が変わったのか」「なぜ変えたのか」を中心に詳細に解説いたします。第1回と第2回は、改訂した内容以外に押さえておくべきアメリカ特許プロセキューションについて体系的に解説いたします。
概要
日程 各回16:30 ~ 18:00
第1回 2009年9月3日(木) / 第2回 2009年9月10日(木) / 第3回 2009年9月17日(木) / 第4回 2009年9月24日(木)
会場:株式会社オーム社ビル地下1階 会議室 03-3233-0680 東京都千代田区神田錦町3-1
スピーカ:弁理士 高岡亮一(高岡IP特許事務所所長)
プログラム
第1回 :米国特許法実務(1)『出願』
・クレームドラフティングの基本
・明細書の構成
・やってはいけないクレーム
第2回:米国特許法実務(2)『審査』
・日本での審査との違い
・現地代理人への指示レターの書き方
・再審査・インターフェアレンスとは
第3回:特許要件:非自明性に関する改訂
・KSR事件とは
・時代遅れのTSMテスト
・重要なキーワード「予期せぬ効果」
第4回:特許要件:非自明性以外の改訂
・法定の主題(ソフトウェアに関するAlappat 基準)
・新規性とグレースピリオド
・先発明主義の基本