■ 日時:2009年2月27日(金)10:00~16:00 会場:オーム
近年、企業が行う商品・サービスの販売・広告活動において、動き、音、香り、味等を利用した新しいタイプの商標が、重要性が増しています。インターネットの普及やサービスの多様化に伴い、動きなどを取り入れた新しいタイプの商標を保護する制度の創設は、すでに世界的な趨勢となっています
日本でも、この新しい無形財産の保護について検討に入り、2011年には商標法改正案を提出するとの発表もされております。また、欧米諸国等においては、これら新しいタイプの商標の登録例があり、また商標登録の実務も興味深いものとなっています。
■ プログラム
ヨーロッパ、アメリカ、日本それぞれにおいて、「動き」「音」「香り」「味」の商標および、その他の特殊な商標と将来の動向について解説
1.ヨーロッパの部
プラスロー事務所・マネージングパートナー
欧州特許商標弁理士 ギレーヌ キーゼル女史
(略歴)大手電機メーカの社内弁理士を経て、プラスロー事務所の法律商標部の中心的パートナーとなる。プラスロー事務所は、創設100年の歴史を持ち、70名の弁理士を擁する伝統ある欧州特許法律事務所。
※通訳担当:竹下敦也氏(日本国弁理士)
2.日本・アジア・アメリカの部
高岡IP特許事務所パートナー弁理士 東田潔
(略歴)2003年、東田・山下国際特許事務所(現特許業務法人エクシオ)を創設し、商標実務の第一線で活躍した。その後、高岡IP特許事務所パートナーとして加入。
<モデレータ紹介>
高岡IP特許事務所所長弁理士 高岡亮一
大手特許法律事務所の国際部長を経て、2007年高岡IP特許事務所を創設。「アメリカ特許法実務ハンドブック」などの国際的な知財戦略の著者として知られている。